「無」への恐怖自体、自然が悪戯につくった人間の感情だからな「無」が怖いと思えるのは生きてる間だけで、実際「無」になったらどうでもよくなる。命あるものはいつか必ず「無」に帰す。恐れれば恐れるほどに不毛。生と死の違いはその辺の石ころとその辺の空気の違いみたいなもので、存在が有るか無いかの違いはあれど、どちらにせよ価値が無いという風に考えることもできる。ニヒリズムである。