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『2004年・王国の反撃開始Part1』


王城の一室、そこでは王国の将達が激論を繰り広げていた。

「ぽよぽよ！(ここはいっそコア・ゲー・マー神の加護を狙うべきだ！)」

コア・ゲー・マー神の加護を受けるべきだと桃球の大佐が主張した。
コア・ゲー・マー神はラ・イト・ゲー・マー神よりも沢山の将へ加護を授ける事で有名な事からコア・ゲー・マー神の神を狙った方が勝率が上がると思ってこの意見を大佐は述べたのだ。

しかしそう簡単にはその意見は通らない。

「ピッピカピカ！？ ピカチュウ！(待て、俺たちの国はラ・イト・ゲー・マー神が主神だろ！？ それにいきなりコア・ゲー・マー神の加護を受けようとするなんざ無茶だ！)」

桃球大佐の意見に反対の意を見せるのは黄鼠の元帥。
この元帥の言うとおり、王国にラ・イト・ゲー・マー神の加護を受けている将軍は多く存在している。自分や大元帥、そしてあの大佐もその加護を受けているからこその反対である。
そしてコア・ゲー・マー神は気難しい神であり、一つでも気に入らない所があるなら加護が貰えない神であるという事を黄鼠は知っていたのだ。
事実、王国の将でコア・ゲー・マー神の加護を受けている者は少ない。
この反論はその実例からの反対でもあった。




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