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Re: 〜どう森怖い話〜超ありえない編 ( No.237 )
日時: 2012/11/18 11:37
名前: 名無し ◆A/JRA/j0/M (ID: leOS3oG6)
参照: ( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!

続き

「封印村」第2話

燃え広がる炎、火のついたような悲鳴を上げる住民達。焼死する住民達。

こんなに惨い光景、今まであっただろうか。確かに前もこの村で戦争は起きた。しかしこんなに激しくはなかった。あの時の死者は約148人と村人全滅に近かったが、(どうぶつ村の人口は、人間も入れて約280人)現在なんてこの空襲でもう200人以上は死んでいるだろう。

俺達は逃げた。昔だから乗り物もない。すると後ろから誰かの悲鳴が聞こえた。振り向くと丸焦げになった生物が居た。昔からくるぶしは足が遅かった。

俺「すまない、くるぶし。俺達にはどうする事も出来ないんだ・・・。」

そうつぶやいて俺達は夢中で逃げた。

俺達は隣の村についた。場所が近いため、どうぶつ村とは仲の良い村だ。すると、ここの村人達のいろいろな話し声が聞こえてきた。

村人1「あぁ、もうどうぶつ村は助からないな・・・。」

村人2「あんなにほのぼのとした平和な村が・・・・・。・・・考えるだけでも冷酷だ。」

俺達は村人に話しかけた。

俺「あの・・・俺達どうぶつ村の者なんですが・・・。」

村人は驚いた様子を浮かべた。

村人1「・・・!?お前ら、大丈夫だったのか?あんなに激しいところを抜けて・・。」

村人2「お前らすごいな!良かったら俺のところに居候するか?」

俺「あ、ありがとうございます!」

住人が殺され、村も焼け野原に、そして家をもなくした。

すべてを失った俺達。でも希望だけはあった。俺達はその気持ちを持って、生き続けた―

それから35年後の1987年。俺達は東京へ行き、働いた。働いた金で家を建てた。2年後の1989年には日本がバブルになり、金持ちになったため俺達は家具を買い占めた。

俺は家でテレビを見ていた。ニュースが始まるとうれしい報道が伝えられた―

続く